2007年 03月 18日
拝受(07/03/17) |
町田隆吉「長沙呉簡よりみた「戸」について―三国呉の家族構成に関する初歩的考察―」,『長沙呉簡研究報告』第3集:27-47,2007年3月.
岩本篤志「敦煌本『新修本草』校注初稿」,『資料学研究』第4号:90-125,2007年3月.
いずれも五胡の会会合で,両先生から.ありがとうございました.前者は,長沙呉簡と敦煌・吐魯番文書の双方に通暁している著者ならではのお仕事.少なくとも国内で,このような成果を上げることができるのは,著者だけであろう.今後,この方面での必読文献になることは疑いない.後者は,パリやロンドンでの実見に基づいた基礎的なお仕事.北京の国家図書館蔵のものについては,「脱稿間近の拙稿で釈文をあげ」たそうで,『新修本草』をめぐる著者のお仕事が少しずつ大成に向かいつつあるようだ.
両先生とも,研究会やプロジェクトでご一緒させていただいており,身近なところから優れた成果が生み出されるのは嬉しい限りだが,反面,我が身の不甲斐なさに思いがいく.まあ,『長沙呉簡研究報告』第3集には,編集責任者として関われたし,『資料学研究』第4号には,発行責任者として関われたので,とりあえずはそれでよしとするか.
岩本篤志「敦煌本『新修本草』校注初稿」,『資料学研究』第4号:90-125,2007年3月.
いずれも五胡の会会合で,両先生から.ありがとうございました.前者は,長沙呉簡と敦煌・吐魯番文書の双方に通暁している著者ならではのお仕事.少なくとも国内で,このような成果を上げることができるのは,著者だけであろう.今後,この方面での必読文献になることは疑いない.後者は,パリやロンドンでの実見に基づいた基礎的なお仕事.北京の国家図書館蔵のものについては,「脱稿間近の拙稿で釈文をあげ」たそうで,『新修本草』をめぐる著者のお仕事が少しずつ大成に向かいつつあるようだ.
両先生とも,研究会やプロジェクトでご一緒させていただいており,身近なところから優れた成果が生み出されるのは嬉しい限りだが,反面,我が身の不甲斐なさに思いがいく.まあ,『長沙呉簡研究報告』第3集には,編集責任者として関われたし,『資料学研究』第4号には,発行責任者として関われたので,とりあえずはそれでよしとするか.
by s_sekio
| 2007-03-18 06:31
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