2026年 01月 12日
〈五胡〉文書研究 |
デスクトップが修理中で,ノートパソコンで急場しのぎ中だが,ペースダウンは否めず,先行研究をCNKIで検索作業.〈五胡〉文書の特徴については,ほとんど言及がないことは述べたとおりだが,特定の〈五胡〉文書を取り上げた成果はそれなりに存在する.2010年代には,陳国燦,楊際平といった大家が取り組んでいるし,2020年代に入ると,張艶奎,崔永強といった諸氏の成果がある.このほかにも,〈五胡〉政権の制度を取り上げた論稿は少なくなく,副題などから明らかにトゥルファン文書を素材にしていると考えられるものがいくつかある.念のために,これらにも目を通すことにすると,かなり仕事量が増えそうだ.増補改訂版を出すチャンスはないだろうから,これらにもちゃんと目を通しておきたいと思う.
①陳国燦「《北涼高昌郡高寧県条次烽候差役更代簿》考釈」(2013年)
②楊際平「談北涼時期高昌郡的計貲・計口出糸与計貲配養馬」(2014年)
③張艶奎「吐魯番出土《北涼高昌郡内学司成白請刈苜蓿》文書初探」(2024年)
④崔永強「北涼高昌地区行水問題研究――兼論其時督郵分部情況」(2021年)
①と③は文書のタイトルが論文のタイトルに入れ込まれているので,明らかだが,②と④も,〈五胡〉文書に対する分析が論の中心を占めていることは容易に想像できる.
by s_sekio
| 2026-01-12 20:36
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