2025年 12月 11日
『唐代史研究』第28号 |
先日届いた.総頁355頁もある.唐代史研究が隆盛と言えないこともない.隋唐時代には周縁の勢力との関係が深まり,関係史が大きな課題・論点になる.半島・列島は言うまでもなく,内陸アジアも然り.だから研究会の幹事にも、日本史や内陸アジア史の研究者が名を連ねるのだが,この点が魏晋南北朝史研究とは大きな違い.北アジア史の研究者のなかに,烏桓・鮮卑や,柔然・高車の専門家はいないだろう.日本史も同じで,もっぱら卑弥呼時代の倭国や倭の五王だけを集中的に研究しているプロの歴史研究者はいないのではないか(だから,その解釈には納得できない,ということなのだが).だからといって,関係史はどうでも良いというわけではないのだが.
by s_sekio
| 2025-12-11 14:45
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