2025年 12月 07日
史学概論・史学入門 |
考えてみれば,半世紀以上も昔,私がこの業界に足を踏み入れた頃には,史学概論とか史学入門とかいう名前の本が沢山出ていて,どれを買うべきか・読むべきか,迷った覚えがある.しかし昨今ではこのテの本があまり出ていないような気がする.新書の『歴史学はこう考える』は面白いが,マニアックすぎよう.2010年に刊行された遅塚忠躬氏の『史学概論』は私も持ってはいるが,それくらいか.細分化・多様化は不可避としても,統合するためのツールはないものか.関心は分散したとしても,歴史学の目的まで雲散霧消してしまったわけではないだろう.と思いつつ,検索してみたら,池上俊一『歴史学の作法』という本が2022年に刊行されていることがわかった.ネットの紹介記事によると,「今後の歴史学の中核は“社会史”と“心性史”だ」と主張しているらしい.???.「作法」ということば自体,なじみにくいのだが.
by s_sekio
| 2025-12-07 17:01
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