2025年 12月 02日
接し方・続 |
2023年の『周縁の三国志』は一般向けで,しかも出土文物を扱ったものではないが(少しはふれているが),東アジア世界論を念頭に書き上げた作品である.その意味では,中国の早熟で徹底した文書,文字による行政と支配について考えようとする2026年の『高昌郡とトゥルファン社会』と同じ線上にある.多くの方々は両書の関係性について,不思議な思いをされるかもしれないが,私の中では間違いなく深くつながっているのである.中国の早熟で徹底した文書,文字による行政と支配なくして,政治的な色彩を強く帯びた東アジア世界は成立する余地はなかったという意味において,である.
by s_sekio
| 2025-12-02 16:57
| その他

