2024年 12月 22日
内陸アジア出土古文献研究会例会 |
昨日の12月例会は,赤木崇敏氏の「新疆ウイグル自治区尉犂県克亜克庫都克烽熢遺址および出土文物に関する研究動向の紹介」.「克亜克庫都克」はクヤック・クドゥクと,出席された松井太氏から教えられた.まだ『考古』に簡報が出ただけで,全貌が捕捉できない段階だが,赤木氏はネットの情報も含めて豊富なデータを収集し,力のこもった報告をしてくださった.そしてあらためてこの史料群の価値が計り知れないものであることがわかった.ワクワクする内容だった.個人的には,木簡が付札というだけではなく,文書にも用いられていたこと,呉簡の吏民田家莂を彷彿とさせるような大木簡もあったことなどに,興味をそそられた.正式な報告書や図録本が出るにはまだまだ時間がかかりそうで,全貌が明らかにならないと史学者としては,なかなか手が出せない.文学者は金文京氏が既に遊仙窟などについて論じておられるので,ちょっと悔しい気分である.
by s_sekio
| 2024-12-22 10:45
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