2010年 04月 04日
週末 |
3日は,Maxとき312号で上京.13時から明治大学駿河台校舎を会場として,(財)東洋文庫の土肥義和先生を代表とするプロジェクトの打ち合わせ.終了後,15時から引き続き隣の会議室で,内陸アジア出土古文献研究会の4月例会.速水大氏(國學院大学大学院生)の「再論 唐建国期の原州史氏―墓誌に見える史謌耽・史索巌の散官号の解釈を中心に―」.散官号の精緻な分析を中心とした報告.予定をオーバーして17時30分過ぎまで.終了後,やまびこ217号で福島まで.駅前のホテルにチェックイン.メールチェックやブログへのエントリーなど.
4日は,朝食後,いただいた抽印を拝見した後,やまびこ205号で仙台へ.復路を確保してから,JRで国府多賀城を往復.東北歴史博物館の展示を参観するためである.一昨年,昨年と仙台に来る機会はあったのだが,大雨などで断念していたので,今回こそと思い,足を運んでみた.常設展示室には,宮城県を中心とした東北地方の歴史が,旧石器から現代まで手際よく整理されている.もちろん目当ては,木簡と漆紙文書.複製が殆どなのはやむをえないか.テーマ室では,「宮城の文化―高僧達の墨蹟―」,「杉山コレクション アイヌ民族資料および刀装具」,さらに「カマ神」などを展示中だったが,最後の「カマ神」とは,宮城県から岩手県南部に広がる習俗で,家のカマ近くの柱に架けられた,木や陶でできた,大きな顔の面.眼や歯には,貝やガラスが嵌め込まれたものもある.江戸期から比較的最近まで作られていたようだが,類似の習俗はないのだろうか.博物館は,春休み中の好天の日曜日という好条件のわりには,人出が少ないように感じた.とくに仙台市街の人混みとはあまりにも対照的であった.高速バスと路線バスを乗り継いで,19時30分,大学に.
4日は,朝食後,いただいた抽印を拝見した後,やまびこ205号で仙台へ.復路を確保してから,JRで国府多賀城を往復.東北歴史博物館の展示を参観するためである.一昨年,昨年と仙台に来る機会はあったのだが,大雨などで断念していたので,今回こそと思い,足を運んでみた.常設展示室には,宮城県を中心とした東北地方の歴史が,旧石器から現代まで手際よく整理されている.もちろん目当ては,木簡と漆紙文書.複製が殆どなのはやむをえないか.テーマ室では,「宮城の文化―高僧達の墨蹟―」,「杉山コレクション アイヌ民族資料および刀装具」,さらに「カマ神」などを展示中だったが,最後の「カマ神」とは,宮城県から岩手県南部に広がる習俗で,家のカマ近くの柱に架けられた,木や陶でできた,大きな顔の面.眼や歯には,貝やガラスが嵌め込まれたものもある.江戸期から比較的最近まで作られていたようだが,類似の習俗はないのだろうか.博物館は,春休み中の好天の日曜日という好条件のわりには,人出が少ないように感じた.とくに仙台市街の人混みとはあまりにも対照的であった.高速バスと路線バスを乗り継いで,19時30分,大学に.
by s_sekio
| 2010-04-04 20:56
| 日記